2007.04.01
アメリカンテントでは、テントの製造時や施工時に危険な作業を伴います。例えば、テント施工時は高所作業、納期や工事の時間といった要因から、一瞬の気の緩みが大けがや事故を招きます。そんな工事では特に心の余裕が必要です。

皆で休憩の終わりの時に、私は職人に「もう一本タバコを吸うたら仕事にかかろか」という風に指示します。もう一本ゆっくり吸えば良いのです。これは、もう一服、間(ま)を置いて心に余裕をもたせているのです。職人はこの間に次の段取りを考え始めたリ、トイレに行ったり、道具を点検したりと余裕を持って頭の中で準備して次の行動に移る事が出来るのです。
いきなり「さぁ早よやろか!」というような、あわててタバコの火を消すような指示は監督者として、言ってはいけません。余裕のない仕事はミスを招き、結果的にはお客様に迷惑をかけてしまう事となります。
特に仕事が終わってクレーンや足場から降りる時の「終わりはゆっくり」するよう指示しています。終わったと思ってホッとした時に気が抜けるのです。工事が仕事の終わりでなく、家に無事に帰ってこその仕事です。
仕事は段取り8分といいますが、心の余裕は仕事の余裕。これも段取りです。
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